せっかくニュージーランドにお越しいただくのですから「これだけは食べていただきたい!」そんなおすすめメニューを5つ紹介します。
ラム肉
ニュージーランドは、世界最大の羊肉輸出国です。羊肉自体にも種類があり、一般によく知られているのがラム、マトンという種類分けで、ラムが生後1年未満の羊の肉、マトンは目安として2歳以上の羊の肉をさします。ラムは柔らかくクセがない肉として人気があり、生産者は飼育期間が短くて需要が多いため、コスト的にも有利な子羊のうちに出荷することが多いようです。
ジンギスカン料理にはマトンがおすすめの肉屋さんもありますが、ニュージーランドで食べるならラム。調理方法も様々で、骨付きロース肉(ラムラック)をグリルしたラムチョップ、長時間にすね肉を煮込んだラムシャンクがおすすめです。
ムール貝蒸し
ニュージーランドから輸出している海産物にグリーンマッスルという二枚貝があります。日本ではムール貝と呼ばれています。ヨーロッパでよく食べられている真っ黒なムール貝と比べて、ニュージーランドのグリーンマッスルは名前にあるように貝殻のふちが緑色であることが特徴です。養殖されたグリーンマッスルがほとんどですが、ニュージーランドの北島から南島まで、ほぼ全土の水域で天然のマッスルも取れます。
焼いたグリーンマッスルもありますが、おすすめは蒸したもの。マッスルポットと呼ばれる蒸しムール貝のメニューは、ニュージーランドの定番メニューともいえます。
サーモン
豊かな自然に恵まれたニュージーランドでは、新鮮な食材にも恵まれています。その中でもぜひ食べていただきたいのが、口の中でとろけるようなおいしさのサーモンです。
日本で見かけるサーモンは、ノルウェー産やチリ産、イギリス産などが多いようですが、ニュージーランドで養殖されているサーモンとは種類が異なります。ニュージーランド産のキング・サーモンは、ほどよく脂がのったトロのような口当たりが特徴で、ニュージーランド国内で食べられるサーモンは鮮度もよく、日本料理店の刺身や寿司の材料としても評判です。
日本の味が恋しくなったときは、日本料理店のお刺身で。サーモン料理がメニューに含まれているレストランもあるので、その口当たりをご堪能ください。
フィッシュアンドチップス
フィッシュ&チップスは、白身魚のフライとフライドポテトのことで、イギリス名物としておなじみです。ニュージーランドは海に囲まれた地形から新鮮な魚介類が獲れるため、またイギリスからの入植者が多いことでフィッシュ&チップスが有名です。
レストランでも食べられますが、持ち帰り専門のテイクアウェイショップも、ニュージーランドのいたるところで見かけることができます。持ち帰り専門店で購入すると、大きな紙に包まれて渡されるので、景色のよい公園でのんびりと食べるのもいいですね。
アイスクリーム
ニュージーランドは、世界有数の酪農大国です。チーズやアイスクリーム、ヨーグルトといった乳製品の質が高いことで知られています。特にアイスクリームは、乳脂肪分が豊富で空気の含有量が多いため、舌触りがなめらかです。
いろいろなアイスクリーム屋さんがありますが、どのお店もにぎわっていて、小さな子供から年配の方までアイスクリームを食べている姿をよく見ることができます。ニュージーランド人の年間アイスクリーム消費量28.4リットルで、世界で一番アイスクリームを食べている国民です。
食後に、おやつ代わりに、ぜひニュージーランドのアイスクリームを試してみてください。