ニュージーランドで中長期滞在されてゴルフを楽しまれる方は、打ちっぱなし練習場(ドライビングレンジ)を訪れて練習したいと考えている方もおられるでしょう。
日本の打ちっぱなし練習場と似ているのか?システムはどう違うのか?気になるところもあるのではないでしょうか?
そんな方のために、今日はニュージーランドの打ちっぱなし練習場(ドライビングレンジ)の様子をご紹介します。
ボールを購入して打席へ
オークランドですと、街の中心部から15分で行ける打ちっぱなし練習場が2箇所、30分以内で行けるところはさらに3箇所(合計5ヶ所)あります。
この日訪れた打ちっぱなし練習場は、オークランドからハーバーブリッジを北へ渡ったところにある「Golf Warehouse & Driving Range Takapuna」。
どの練習場も、まずは受付へ行き、ボールを購入します。打席料を支払う必要はなく、ボール代のみ支払います。50球8ドル(ニュージーランドドル)だったり、100球14ドルだったりします。何度も通う方は、1000球95ドルを購入するとお得です(2016年8月現在)。
支払いが終わると、練習場スタッフの方が打席番号を知らせてくれるので、その番号の打席へ向かいます。
ほかの練習場では、受付でコインを購入して、自動販売機のようなボール購入機にコインを入れて、自分でボールを用意するところもあります。そういう練習場は自由席ですので、空いている打席へ向かいます。
330ヤードと十分な広さ
「Golf Warehouse & Driving Range Takapuna」は、フラットな練習場で奥のブッシュエリアまで300メートル(330ヤード)。一般プレイヤーには十分すぎる広さです。
ニュージーランドは、比較的土地が広いので、鳥かごのような練習場はなく、200メートル(220ヤード)以上の練習場がほとんどです。
各ポイントに、距離を示した看板が立っていますが、いずれもメートル表示です。飛距離をヤードで把握されている方は、1.1倍しましょう。100メートル=110ヤード。
ドライビングレンジの打席
各打席は、十分な広さがあります。
この日は平日の午前中だったので空いていましたが、週末はほぼ満席になることも多いです。
自動ティーアップ
打席は、自動ティーアップです。ほとんどが右打席ですが、左打席も用意されています。
ティーの高さ調整とボール数、使用分数
ドライバー、またはフェアウェイウッドやユーティリティ用に、UPボタンとDOWNボタンで、ティーアップの高さを調整できます。残りの球数や、はじめてから何分経ったかを示す利用分数の表示もあります。
ニュージーランドの打ちっぱなし練習場
ニュージーランドの練習場は、ドリンクを購入する自動販売機はないですし、手を拭くおしぼりも用意されていません。もちろん。座り心地のよいソファーもありません。置いてあっても、アウトドア用の椅子程度です。シンプルに「ゴルフボールを打つ場所」という雰囲気です。
それでも、初心者から上級者まで様々なゴルファーが利用しており、家族連れ、親子、夫婦、カップルといろいろ国籍のゴルファーを見ることができます。
練習場には所属プロがいるので、レッスンを受けることもできます(英語)。ラウンドもよいですが、打ちっぱなし練習場で技術を磨く時間も、貴重なゴルフ体験になることでしょう。