入国に際して
ニュージーランドの玄関口、オークランド空港国際線ターミナルに飛行機で到着し、ターミナルへ移動後、入国審査の前に「ニュージーランド入国カード」に必要事項を記入しなければなりません。「ニュージーランド入国カード」は、ニュージーランド航空はじめ機内で手渡されます。
ご旅行プラン確定後のお客さまにはご渡航前に「入国カード」の記入方法をご案内いたします。
持ち込み制限
オークランド空港での入国審査(NZeTA普及後、パスポートを自動ゲートにかざす入国審査方法が適用されています)後、手荷物を受け取ったら、税関・検疫に進みます。
ニュージーランドでは、特有の環境を守るため、持ち込みが禁止もしくは制限されている物品があります。検疫上、何らかのリスクに関連するものはすべて、自主的に申告しなければなりません。主に注意が必要なのは、食品、植物、動物製品、アウトドアレジャー・スポーツ用品などです。
手荷物は探知犬やエックス線検査機などで調べます。リスクにつながる物品がないか、荷物を開けて係員の検査を受けるよう指示されることもあります。
罰金(400~100,000NZDの罰金、もしくは5年以下の懲役)や没収などの事態を避けるためにも、持ち込み禁止・制限について事前に把握しておきましょう。下記、ニュージーランド第一次産業省(バイオセキュリティ)の動画もご参照ください。
ニュージーランドバイオセキュリティ動画(日本語字幕付き)
申告する必要があるもの
肉類 | 卵を使用した製品(インスタント食品を含む) | 乳製品(子供用の粉ミルクなどを含む) | ハチミツやハチミツを利用した製品 |
種子・種(とうもろこしを含む)、またはこれらを含む製品(米や麺類を含む・食用を含む) | ナッツ、スパイス、ハーブの類 | 乾燥、調理済み、缶詰・袋詰め(真空パックなど)などの、野菜 | 果物 (生・冷凍・ドライフルーツを含む) |
植物(ドライフラワー、種、球根などを含む) | 竹・籐・藁等を使った製品 | 木材や植物を利用した、製品・工芸品 | 植物の種子 |
ハーブ、薬草の類を使った、薬品、製品、芳香剤、一般的にアロマ製品と言われる物の類 | 微生物・菌等(乳酸菌食品・飲料及び研究用を含む全般的な物) | 動物・昆虫 | 動物・昆虫を原材料とする、製品(漢方薬を含む) |
貝殻・珊瑚、またはこれらを利用した製品 | 動物の皮・毛皮・羽を利用した製品 | 動物の卵 | 絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)で、取引の禁止されている物 |
釣具 | 水 | 水槽やアクアリウムの設備・道具・備品一般 | 海草・水草の類 |
使用済みのキャンプ用品(靴を含む) | スパイクのついた靴 | ニュージーランド国外の土壌に接触した物で、その土壌が付着して残っている物 | 堆肥・肥料やその類 |
動物用の道具類 | 車両 | 海上を含む水上スポーツ用品 | 絶滅危惧されている生物 |
10,000NZD相当以上の、現金(相当の金品を含む) |
持ち込み禁止のもの
生卵 | ハチミツ(関連商品を含む) |
麦やわらややしの葉などで作られた工芸品 | 生きた動物、魚・鳥・昆虫を含むペット |
珊瑚・べっ甲・象牙およびそれらを使用した工芸品 | 生物、有機培養物など |
生の果物 | 生の野菜 |
「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)」で取引を禁止制限されている物 |
ニュージーランド免税範囲
ニュージーランド入国に際して、17歳以上の旅行者であれば、一定の範囲で酒類・タバコ類を免税で持ち込むことができます。
- スピリッツやリキュール類(ウイスキーや焼酎など)は、3本まで(1本あたり1.125リットル)
- 日本酒を含むワイン類やビールは、4.5リットルまで
- 紙巻タバコは50本、刻みタバコは50グラム、葉巻は10本(1本10グラム)まで。
免税範囲を超えた場合の課税額
紙巻きタバコでは、1本当たり<0.65NZD + GST>が関税として課税されます。
例えば、1カートン(200本)を持ってきた場合、免税範囲の50本を超えた150本に関して、<1本当たり0.65NZD x NZ$97.00 + GST>の関税が課税されます。愛煙家の方は、十分ご注意ください。
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