ゴルフコラム「三十代からのゴルフは、頭をフル回転させて楽しむ!」

KIWITIMEニュージーランドで起業している方や起業をしようと考えている方を応援している毎月発行のビジネス系フリーペーパー「KIWI TIME(キウィタイム)」でゴルフコラム「30代からのゴルフは、頭をフル回転させて楽しむ!」の連載を行っています。

第9回/クラブセッティングは合っていますか?

KIWI TIME(キウィタイム)2019年5月号

ニュージーランドゴルフコラム(KIWITIME2019年5月号)
ゴルフクラブは、14本まで使うことができます。ドライバーとパターは確定しているプレイヤーが多いでしょう。あと12本何を選ぶかが各プレイヤーによっての違い、異なるクラブセッティングとなります。
クラブ選びの考え方として、二つのポイントがあります。
一つ目は、アイアンの本数を決めること。7番アイアンは使う方がほとんどでしょう。では6番アイアンはどうか?5番はどうか?4番はどうか?そのようにロングアイアンを何番まで使うかによって、アイアンの本数が決まります。例えば、6番アイアンまで使う方は、5番アイアン以上は使わず、代わりにハイブリッド(ユーティリティ)クラブにすると使いやすいでしょう。
二つ目のポイントは、ウッド系(以前は木の材質だったのでウッド系と呼びますが、現在の材質はほとんどがチタン)とウェッジ系のどちらを厚くするかです。
ウッド系を厚くするのであれば、ドライバー以降、スプーン(3W)、クリーク(5W)、そしてハイブリッド3本などで構成して、長い距離を打ち分けるのがよいでしょう。
一方、ウェッジ系を厚くするのであれば、ピッチングウェッジ以下、50度、54度、58度(または、48度、52度、56度、60度)とウェッジ3本(以上の)構成がおすすめです。また、ピッチエンドランが苦手であれば、チッパーといったアプローチ専用のやさしいクラブを1本入れてもよいでしょう。

プロゴルファーのクラブセッティングと同じセッティングにしても、自分に合うとは限りません。使うクラブは、あくまで自分が使いやすいもの、または自分のスコアメイクのために必要なものを14本選んで楽しくプレーしましょう。

第8回/新ゴルフルール。プレーは変わりましたか?

KIWI TIME(キウィタイム)2019年4月号

ニュージーランドゴルフコラム(KIWITIME2019年4月号)
2019年1月からゴルフは新ルールが適用されています。有名な変更は、グリーン上のパッティングで旗竿(ピン)にボールが当たってもペナルティにならなくなったことではないでしょうか。パッティングするときに、抜いても抜かなくても、どちらでもよくなったことで、プレイヤーによって意向が分かれるところです。プロゴルファーのコメントを見ても、「旗竿があったほうが入る確率が高まる」という考えで、積極的に旗竿を挿したままプレーする意見があれば、「旗竿に弾かれそうなので、これまで通り旗竿を抜いてパットする」という意見もあります。
また、ドロップの仕方が変わりました。それまでは肩の高さからのドロップでしたが、膝の高さからのドロップに変わりました。もし、肩の高さからドロップしてしまった場合、やり直して、膝からのドロップを行えば無罰。そのままボールを打ってしまうとペナルティとなります。
バンカーでは、小石や葉っぱといったルースインペディメントを取り除いても(触っても)無罰となりました。また、アゴの高いバンカーからの脱出が難しい場合、2打罰でバンカーの外へ救済を受けることができるようになっています。

複雑といわれるゴルフのルール。もっと分かりやすくすることでゴルフ人口を拡大しようという狙いがあるようです。それでも、旗竿もドロップもバンカーの救済も、ポイントは「スピーディにプレーしましょう」というところだと捉えています。てきぱきとしたプレーを心がけて、ゴルフを楽しんでいきましょう!

第7回/まずは脱出!グリーン回りのバンカーショット

KIWI TIME(キウィタイム)2019年3月号

ニュージーランドゴルフコラム(KIWITIME2019年4月号)
ゴルフボールがゴルフ場の砂場(バンカー)に入ってしまった。ボールは砂に沈んでいるし、足場は柔らかい砂、さらにボールをグリーン面へ上げなければならない。そんな状況を見るだけで、「脱出が難しそう」と感じてしまうゴルファーの方も多いかもしれません。
それでも、バンカーショットはゴルフショットの中で唯一といって良いほど、ダブって打ったたほうがよいショットです。ダフる。つまり、ボールを直接打つのではなく、ボールの手前にある砂と一緒に打つショットです。目玉焼きに例えると、黄身のボールを打つのではなく、白身ごと打つようなイメージです。

そのための基本的なポイントは2つあります。
まず、ゴルフクラブ(サンドウェッジなど)のフェースを開くこと。フェースを開くことで、バンスと呼ばれるクラブ底後部のふくらみを効果的に使えますし、フェースが上を向くことでボールが上がりやすくなります。
次に、クラブヘッドを砂にもぐらせること。重力の向きと同じで上から下です。ボールを上げようとして、体が上に伸びて、下から上へのすくい打ちになりがちですが、そうではありません。クラブヘッドをもぐらせることで、クラブのロフトがボールを上げてくれます。クラブヘッドがもぐりやすいように、右利きの方であれば左足に体重を乗せて構えます。
その2つのポイントを踏まえて、20ヤードのバンカーショットであれば、芝の上から60ヤード打つような3倍ほどの距離感で、しっかりと振る(クラブヘッドを沈める)ことが大切です。
2019年1月からの新ルールで、バンカーショットは2打加えて、バンカーの外から打つこともできるようになりました。それでも、基本的なポイントを理解すれば、バンカーからの脱出は簡単です。練習をしていきましょう!

第6回/絶対に入れたい1ヤードのパッティング

KIWI TIME(キウィタイム)2019年2月号

ニュージーランドゴルフコラム(KIWITIME2019年2月号)

ロングパッティングがカップ近くにうまく寄ったとしても、カップに入れる最後のショートパットを外してしまっては、ロングパットの効果も水の泡です。1ヤード前後の短い距離は、確実に決めたいパットと言えます。

中距離パッティングの回でお話したように、パッティングの基本となるのは方向性と距離。
まずは、カップの中央に向かってフェースの向きが直角になっているかどうか、正しい方向性を確認することです。室内のカーペットでも確認できますが、不安であれば、ガイドラインとなる目標線をボールの横に置いて、転がしてみるとよいでしょう。狙ったところへボールを打ち出すことができれば、方向性(フェースの向き)は正しいと言えます。
そして、距離感。カップに届かせるだけでは、ボールへの当たりが薄いとカップ手前で止まってしまいますし、微妙な傾斜によってボールが曲がってしまいカップに入らない可能性もあります。40センチ程度オーバーできる距離感を想定して、パッティングの振り幅を決めていきましょう。

「弱いと曲がる、強いと曲がらない」その原則に沿って、狙うラインを決めていきますが、1ヤードですと、カップを外すほど曲がることはほぼありません。曲がるとしても、カップ内の幅で曲がる程度が多いので、カップ内側を狙うなど、ライン取りに注意して方向性を決めていきましょう。

2019年から旗竿を抜かなくてもパッティングできる(抜いても抜かなくてもどちらでもOK)ルールに変わりましたので、ガツンと旗竿をめがけて打つというのも一つのアイデアかもしれません。短い距離こそ確実に決めてスコアをまとめていきましょう。

第5回/2パットで入れたい長い距離のパッティング

KIWI TIME(キウィタイム)2019年1月号

ニュージーランドゴルフコラム(KIWITIME2019年1月号)前回は、5ヤード前後の中距離パッティングについてお伝えしましたが、コースでプレーしていると、5ヤード以上の長距離パッティングのほうが多いのではないでしょうか。5ヤード以上の距離になると、「1回で入ればラッキー!2回で合格。3回(3パット)は避けたい。」そんな状況と言えるかもしれません。
5ヤード以上の長距離を確実に2パットで入れるためには、まずグリーンを理解することです。上りなのか、下りなのか?左へ曲がるのか、右へ曲がるのか?カップにボールが入っていくラインを描くことが大切です。
次に、上りのラインなら、実際のカップよりも遠い位置に目印を置き、下りのラインなら、近い位置に目印を置きます。自分が想定したその目印に対して、ボールを打ち出していきますが、心がけたいことはきちんとストロークすること。上りだからパチンと強めに打ったり、下りだからトロリと弱く打ったりするとボールの転がりが安定しません。目印まで、自分のストロークテンポで打つことがボールの転がりを安定させるポイントです。
また、2打目のパッティングを、上りのラインに残しておくと2パットの確率が高まります。1打目が上りのパットなら、ショートしても上りのラインが残りますし、下りの長距離パットなら、少しオーバーしても、上りのラインが残ります。グリーン上で時間をかけすぎるのは、同伴プレイヤーや後続の組の方へ迷惑をかけるので控えたいですが、スピーディに準備をして2パット以内を目指しましょう。

第4回/よくある5ヤード程度の中距離パッティング

KIWI TIME(キウィタイム)2018年12月号

ニュージーランドゴルフコラム(KIWITIME2018年12月号)ゴルフは、グリーン上にある直径108ミリのカップにボールを入れるゲームなので、カップを狙うパッティングはスコアを左右します。特に3~5ヤードの中距離パッティングはよく訪れる距離で、確実に2回で、できれば1回で入れることができれば、スコアはよくなります。
パッティングのポイントは、距離感と方向性です。
まず距離感は、どれくらいパターを動かせば、どれくらいボールが転がるのかを、体全体で感じることが大切です。手首を動かす打ち方は、ボールへの当たり方が不規則になってしまい距離が狂います。手首だけを動かすのではなく、両肩2点とパターを握る両手の1点を結ぶ三角形(プレイヤーによっては両肘2点を加えた5角形)が崩れないよう体幹を安定させて動かすことがポイントです。
別のゴルフクラブや棒を両脇に挟んで、その三角形(や五角形)を動かす練習は、体幹を意識できたり、お腹まわりで動かす感覚が持てたりするのでおすすめです。
そして方向性は、自分が狙った目標(カップではなく曲がるラインに対して打ち出す目標)に対して、完璧に真っすぐ打ち出せるように構えることです。ゴルフ場の練習グリーンや家のカーペットにガイドラインとなる棒を置いて、その棒に沿って真っすぐパターを動かし、狙ったところへフェース面が向いているか(ボールが打ち出されるか)どうかをチェックするのがよいでしょう。

第3回/成功確率の高いピッチエンドランアプローチ

KIWI TIME(キウィタイム)2018年11月号

ニュージーランドゴルフコラム(KIWITIME2018年11月号)グリーンの近くまでくると、確実にグリーン面にボールを乗せることを前提に、できるだけピンへ寄せたいところではないでしょうか。
そんなアプローチショットには、大きく分けて三つのやり方があります。ボールを右足寄りに置いて低く転がす「ランニングアプローチ」、胸を回旋させて打つ「ピッチエンドランアプローチ」、そしてボールをふわりと高くあげる「ピッチショット」です。この3つのアプローチの中で、シンプルでやさしいアプローチが、「ピッチエンドラン」です。
ボールを低く打ち出したり、高く上げようと操作したりせず、体の正面にボールを置き、胸を回旋してボールを運ぶミスが少ない安全なアプローチです。
キャリーとランの比率は、振り幅で変えるよりも、ゴルフクラブを変えて調整したほうがより安定します。ピッチングウェッジやアプローチウェッジを中心に、長い距離は9番アイアンを使って長く転がせますし、サンドウェッジは短い距離に活用できます。ボールはクラブが上げてくれるので、ボールを上げようと意識せず、あくまで胸の回旋に集中することが、ピッチエンドランの成功確率を高めるコツです。確実な3打(アプローチショット+2パット)以内を目指し、シンプルにプレーしていきましょう!

第2回/アプローチショットを打つ前にまず考えることは?

KIWI TIME(キウィタイム)2018年10月号

ニュージーランドゴルフコラム(KIWITIME2018年10月号)前回、自分のスコア内容を見直すアイデアをお伝えしました。
パーオン率が低いアマチュアゴルファーにとって、パッティング以外のショットでは、グリーン近くの残り距離20~40ヤードからのアプローチショットを打つ機会が多いのではないでしょうか。「どのようなアプローチショットでピンに寄せていくか」を考える状況ですが、スコアメイクのためには、まず考えるべきことは、<次の一打で、確実にグリーン面に乗せること>です。
ボールがある状況によってはピンに寄りにくい(ピンを狙えない)こともあります。成功率が低い(ミスショットの確率が増える)難しいショットを選択して、グリーンオーバーしたり、手前のバンカーに入れてしまったりしては本末転倒です。
どういった状況でもピンを狙う選択ではなく、グリーン面のどこなら乗せやすいかを見つけ、まずは確実にグリーンに乗せること。そして次のパットでカップを狙う。そのような段階を踏んでいく戦略が、アマチュアゴルファーのスコアメイクには必要です。アプローチショット+2パットの3打以内でホールアウト(4打以上は打たない)を目指しましょう!

第1回/スコアカードを見直していますか?

KIWI TIME(キウィタイム)2018年9月号

ニュージーランドゴルフコラム(KIWITIME2018年9月号)

「どうすればゴルフが上手くなりますか?」。ニュージーランドでゴルフをしている方と話をすると、そのような話題になります。プロゴルファーのような豪打を飛ばせなくても、ピン絡みのアイアンショットが打てなくても、楽しめるのがゴルフの魅力です。ゴルフ天国といわれるニュージーランドのゴルフ環境を通じて、より楽しく、より上手くなるアイデアを、アマチュアの立場から全12回にわたってお話します。

第1回は、アマチュアとして数々のプロトーナメントで優勝した球聖とよばれるボビージョーンズの言葉から。「ゴルフは、体力よりも主として耳と耳との間のものによってプレーされるゲームである」。つまり、頭で考えましょうということですね。もちろん、頭を使わないスポーツはありませんが、ゴルフは、相手の力量に関係なく、自分のショットだけでスコアに直結するという点が特徴です。自分の考え方しだいで、スコアが上下します。では、ゴルフ上達のために具体的に何を考えれば良いのでしょうか?
まず直近5ラウンドのスコアカードを振り返り、スコア90なら、打数90がどのように分散されているかを見直します。ドライバーで何打/フェアウェイウッドは何打/アイアンショット/100ヤード以内/50ヤード以内/30ヤード以内/バンカーショット/パッティング(5ヤード以上)/パッティング(1~5ヤード)/パッティング(1ヤード以内)。その数字から、どの分野が得意なのか、不得意なのかが分かります。まずは、現状の実力を俯瞰的に考察してみることが上達の一歩です。スコアカードを記録していない方は、次回のラウンドから、スコア内容を振り返られるようにメモしてみましょう。新しい気づきがあるはずです。