ニュージーランドの紫外線は日本よりも強い
ニュージーランドで太陽にさらされながら数時間過ごしていると、あっという間に日焼けします。もちろん、ゴルフ場でも同様です。日焼け止めクリームをつけなかったために、顔が真っ赤になったり、腕に水ぶくれができてかゆみが生じたり、シャワーを浴びられないくらい首まわりが痛かったりと、いろいろな悪影響が起こります。
日本と違って、日焼けでこのようなことが生じてしまう原因は、ニュージーランドの紫外線量の多さにあります。
ニュージーランドの紫外線量
地上に到達する紫外線の量は、オゾン量によって変化します。つまり、オゾンホールが拡大している南極に近いニュージーランドやオーストラリアは、オゾン量が減少しているため、反比例して紫外線量が増加し、そのことが大きな問題となっています。
ゴルフ場などで太陽に長時間さらされていると、紫外線が皮膚や目、免疫力などに急性または慢性の疾患を引き起こす可能性があります。例えば、オゾン量が1%減少すると、皮膚がんの発症は2%増加、白内障の発症は0.6~0.8%増加するといわれています。
実際、紫外線に弱い皮膚を持つ白人が人口の多数を占めるニュージーランドでは、世界で皮膚ガンの発生率が最も高い国のひとつとなっています。日本人は黄色人種ですので、皮膚がんにはなりにくいと考えられますが、少しは気になるところ、しっかりと対策をしておきたいものです。
紫外線の強い時間帯と対策
下記グラフは、ニュージーランドでの2月の紫外線インデックス数値を示したものです。
天候によって数値の違いはあるものの、ゴルフをしているであろう午前11時から午後4時までの日中5時間が、中(moderate)~高(high)レベルとなっています。
帽子やサングラスはもちろん、SPF+15以上のサンスクリーム(日焼け止めクリーム)の使用が薦められています。ニュージーランドのゴルフ場では、日焼け止めクリームが用意されているところも多いです。
さらに高(high)レベルの時間帯では、目や肌へのダメージが考えられますので、それらの使用はもちろんのこと、紫外線を通しにくい濃い色の服(白色は紫外線を通しやすいので、黒に近い色のほうが正解)を着たり、紫外線カットウエアなどを着たりして、備えましょう。
紫外線や乾燥が原因で、肌はシワやシミ、くすみ、肌荒れといった症状を引き起こします。ゴルフ後のケアをきちんと行うことで、お肌をしっかりと守りましょう。
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