ニュージーランドのリンクスコース
ムリワイゴルフ場は、北島オークランド中心部から西へ車で45分、国立公園の西海岸北部に位置するゴルフ場です。
ムリワイゴルフ場 写真 ギャラリー
西海岸に面したゴルフ場は、海からの風の影響を受けやすく、木々が少ないコースレイアウトということもあり、リンクスタイプのゴルフ場です。無風はあまりなく、大抵の日はコースに風が吹いています。
もちろん、リンクスコース特有のラフやブッシュもあります、ラフはそれほど深くない気もしますが、ブッシュへボールを打ち込むと見つけるのは大変ですし、見つけたとしてもスイングできないのでアンプレアブルとなるでしょう。
フェアウェイは平らなところがなく、全体的にうねっているので、フェアウェイへボールを飛ばしても、ライによっては、左足下がりや左足上がり、前足上がりや前足下がりなど、あらゆる姿勢でのショットを求められます。
フェアウェイのボールの落ち際にあるバンカーやグリーンのバンカーはいずれもあごの高いバンカーで、ボールの位置によっては横へ出すだけということにもあるでしょう。
風が吹き、ラフが深く、ポットバンカーが点在する。まさに全英オープンの開催コースを思い浮かべるようなコースセッティングです。
このムリワイゴルフ場で毎年開催されている、プロとアマチュアが参加するムリワイオープン。2013年5月の大会では、今年から日本ツアーにも参加している、ニュージーランド人マイケルヘンドリー選手が優勝しました。
ムリワイゴルフ場の特徴は、黒砂の土地にできたゴルフ場だけあって、水はけが良いこと。大雨が降っても、ゴルフコース内に水溜りはできにくく、雨が多い時期でも乗用カートがフェアウェイ進入できる数少ないゴルフ場です。
また、観光化されたゴルフ場ではないので、コース案内はないですし、カート道も整備されていません。手が凝っていない素朴なゴルフ場です。メンバーさんが寄付された木の椅子がティーグラウンド脇に置かれていたりして、地元の方に愛されているコースという印象です。
名物ホール
名物ホールはいくつも挙げたいところですが、西海岸の海を遠く眺める8番パー3は眺望のよさが魅力です。風が吹かなければ、シンプルな打ち下ろしのパー3ですが、風向きによっては、クラブ選択に頭を悩ますホールです。グリーンの左右と手前にポットバンカーがあり、風が吹く日はプレッシャーを感じるかもしれません。
ムリワイのカツオドリ群生地は、毎年8月から3月にかけて1200ものつがいが巣を作り、壮観な光景を作ります。その近くにあるゴルフ場。風の厳しさはありますが、年中恵まれたコンディションでプレーできるので、自然の素朴さを感じてゴルフをされたい方にはおすすめのゴルフ場です。
ムリワイゴルフ場 インフォメーション
ゴルフ場名 | ムリワイゴルフ場 MURIWAI Golf Club |
---|---|
コースの長さ / 使用ティ | 6,186m/6,805yd (Blue Tee) – par72 5,918m/6,510yd (White Tee) – par72 |
グリーンまでの距離表示 | 180m(青), 135m(白), 90m(赤) グリーン中央まで |
ピンポジションの判断 | ピンフラッグの色で判断 黄色(手前)、白色(中央)、青色(奥) |
ゴルフ場設備 | アプローチエリア/バンカー/パッティンググリーン/プロショップ/レストラン・カフェ |
ムリワイゴルフ場の所在地
ムリワイゴルフ場の紹介動画
ニュージーランドゴルフナビゲーターへのお問合せ
ニュージーランドのゴルフのことならニュージーランド在住12年のゴルフナビゲーター佐井恭司(さい・きょうじ)にお任せください。ゴルフ場予約やゴルフ場への往復送迎はもちろん、ご希望の滞在日数にあわせたオーダーメイドプラン作成、オークランドでの同行プレーもサポートしております。