
オークランドの名門コース
ガルフハーバーゴルフ場は、ニュージーランドの最大都市である北島のオークランドにあり、中心地から北へ約45分、ワンガパラオア半島の先端に位置します。オークランドを代表するゴルフ場だけではなく、ニュージーランドベスト10に選ばれる名門ゴルフ場です。
ガルフハーバーゴルフ場 写真 ギャラリー
1997年に開場した比較的新しいゴルフ場ですが、1998年には、ゴルフワールドカップを誘致。ニック・ファルドとデビットカーターが組んだイングランドチームが優勝しています。そのほかにも、ニュージーランドオープンなど、プロトーナメントが開催されるチャンピオンシップコースです。
設計は、アメリカ人ゴルフ場設計家であるロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニア。日本のゴルフ場では、ロバート・トレント・ジョーンズ・シニアと親子で設計したゴルフ場「軽井沢72ゴルフ」が有名です。世界各地でゴルフ場の設計をしている、ロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニアがニュージーランドで唯一設計したゴルフ場が、ガルフハーバーゴルフ場です。
前半は、7番、8番、9番と、池がらみのホールが続きます。後半は、15番、16番、17番と、半島の周りを囲む海が見える絶景ホールが続きます。その土地の地形を生かすだけではなく、フェアウェイの起伏は、ロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニアの特徴と言えるでしょう。
フェアウェイの起伏と共に、ホールによってはアップダウンがありますが、フェアウェイは比較的広めです。そして、フェアウェイバンカー、ガードバンカーともに、どのホールにもたっぷりとバンカーがあるので、手前からボールを転がして乗せるといった戦略はあまりできません。
グリーンの大きさは、ホールによって様々です。パー5や短いパー4など、短いクラブでグリーンを狙うホールには、グリーンの奥行きが狭かったり、二段グリーンになっていたりして、グリーンを点で狙う必要があります。また、グリーンの手前が花道に向かって傾斜になっているホールもあるので、グリーンのどの位置に乗せるかということも考えていく必要があります。
全体的にフェアウェイが広いため、ティーショットでのプレッシャーは少ないほうかもしれませんが、グリーンのピン(カップ)に近づくにつれて、戦略性に富んでいて、カップに沈める一打まで楽しめるゴルフ場といえます。
18ホールで、7,050ヤード(フルバックティー)。

名物ホール
16番パー4を挙げます。
466ヤードという長さだけではなく、右ドックレッグのこのホールは、右サイドに外海が続き、左サイドはブッシュというホールです。ショートカットに失敗したボールは、すべて海へ落ちます。左サイドから狙うのが理想ですが、左へ行きすぎるとブッシュへ入ってしまうので、ティーショットの精度がかなり求められます。グリーン右手前にはバンカーが連なり、グリーン奥やグリーン左はブッシュです。風向きによってはフェアウェイからのセカンドショットもかなり距離が残るので、難易度が高くなっています。美しさと難易度が共存する名物ホールです。
さて、このガルフハーバーゴルフ場は、天才少女と呼ばれたプロゴルファーのリディアコーが所属しているゴルフ場です。世界トップランクに位置するリディアコーが育ったコースとしても名が通るゴルフコースです。
ガルフハーバーゴルフ場は、雰囲気やグレードなど、より質の高いゴルフ場を望まれる方に、お勧めのゴルフ場です。
ガルフハーバーゴルフ場 インフォメーション
ゴルフ場名 | ガルフハーバーゴルフ場 GULF HARBOUR Country Club |
---|---|
コースの長さ / 使用ティ | 6,410m/7,051yd (Black Tee) – par72 5,903m/6,493yd (Blue Tee) – par72 5,498m/6,048yd (White Tee) – par72 5,290m/5,819yd (Yellow Tee) – par72 |
グリーンまでの距離表示 | 200m/220yd(赤), 150/165yd(白), 100m/110yd(黄) ◎グリーン中央まで |
ピンポジションの判断 | 旗の色で判断 手前/黄黒、中央/白黒、奥/青黒 |
ゴルフ場設備 | ドライビングレンジ/アプローチエリア/バンカーエリア/パッティンググリーン/プロショップ/カフェ |
ガルフハーバーゴルフ場の所在地
ニュージーランドゴルフナビゲーターへのお問合せ
ニュージーランドのゴルフのことならニュージーランド在住12年のゴルフナビゲーター佐井恭司(さい・きょうじ)にお任せください。ゴルフ場予約やゴルフ場への往復送迎はもちろん、ご希望の滞在日数にあわせたオーダーメイドプラン作成、オークランドでの同行プレーもサポートしております。