ニュージーランドのゴルフ場 北島 PENINSULA Golf Club
クラブハウス下のパッティンググリーン
芝から打てる練習場
1番ホール。打ち下ろしのパー4
1番ホール、セカンド地点
6番パー3。168ヤード(Blue)
9番パー5。グリーンは2段
12番、遠方に海が見えるパー4
14番グリーン回りの深いバンカー
15番、ショットカットを狙うと深いラフ
15番、グリーン手前のバンカー群
16番パー3。176ヤード(Blue)
16番グリーン回りの深いラフ
17番パー5。右サイドのバンカー
18番セカンド地点からグリーンを見上げる
18番。かなりの打ち上げグリーン
18番グリーン後方から撮影
オークランド中心地からモータウェイに乗って約30分の位置。すぐ北には、カニ釣りができるオレワビーチがあり、ホリデーシーズンは人で賑わう場所でもあります。「ペニンシュラ=半島」を意味するとおり、Whangaparaoa半島への分岐点に位置するゴルフ場です。
ブルーティから6,018ヤード(パー70)で、それほど距離は長く感じません。しかし、クラブハウス周辺から見える、9番や18番グリーンは2段グリーンで周りを囲むバンカーなど趣があり、ラフはボールが入ったらロストボールになりやすいフェスキュー草を使っていて、手ごわそうな印象です。
ペニンシュラゴルフ場を語るのに、二人の設計者の名前が出てきます。
1970年に開場したときの設計家、H・デイルと、1999年に14〜16番の3ホールを改造したC・ピットマンです。プレーしていると、(あれっ?なんだか別のコースみたい)そんな風にコースの雰囲気の違いを明らかに感じるでしょう。5番ホールのグリーンも別の雰囲気がありますが、クラブオフィスのスタッフに聞いてみたところ、設計がC・ピットマンかどうかは不明、、、
18ホールの全体のルーティングは、うまく取っています。9番で一度クラブハウスに戻るルーティングですが、行ったり来たりではないので飽きがきません。プレーしながら、左右に見えるホールやグリーンを見ておくと、あとでプレーするときに参考になると思うのですが、ここペニンシュラゴルフ場は、そういうことができるルーティングです。
フェアウェイはそれほど狭くないので、ガンガン打っていけそうですが、ここへ絶対打ってはダメ!という大きな木が配置(2番の右、12番の右)してあったり、片側OBのホール(9番、10番、17番)があったりするので、そういったゾーンだけは避ける必要があります。
フェアウェイの芝コンディションは、ちょっと枯れ気味、、、
数ヶ月前は、雨でぐちょぐちょだったらしいので、そういう状態に比べれば十分満足でした。基本的にラフはそれほど深くありませんが、C・ピットマンが改造した14〜16番は、異様にラフが深い(とくにグリーン周り)ので危険です!
グリーンは、枯れ芝が混ざって決して美しくはありませんでしたが、引き締まっているので、スピードが速かったです。アンジュレーションが多く、2段グリーンもあるので、難しい! 9番グリーン、15番グリーンも2段グリーンなんですが、グリーンを狙うショットからグリーン面が見えません。その分、おもしろいかもしれませんが、個人的に、グリーン面を見てショットを打ちたいタイプなので、とくに初ラウンドではアンフェアぁ〜と感じました。
この日は、四方八方からかなりの風が吹いていました。微風状態だと、また違ったコース印象かもしれません。二人の設計家、H・デイルとC・ピットマンの違いを楽しみつつ、打ってはいけないエリアを確実に避ければ、スコアをまとめられる気がするゴルフ場でした。
ウェブサイトやスコアカードのレイアウトでは、6番ホールがパー4となっているのですが、今日の6番ホールはパー3でした。18ホール合計でもパー70でしたが、ウェブサイトではパー71となっています。6番ホールの様子を見ると、パー4に戻る気配はありません。以前使われていた6番グリーンは、そのまま放置された状態です。
【2009年10月4日追記】
ウェブサイト、スコアカードのレイアウトは、6番ホールがパー3、18ホールパー70に修正されています。
やはりピットマンが改造した14,15,16番は面白い。特に15番。距離はないけれど、深いバンカーに囲まれたグリーンは、戦略性抜群!の名物ホールと言っても良いでしょう!